神奈川県の寒川神社は、全国で唯一の八方除けの守護神として有名です。
ご祈祷の受けた人に限り神嶽山神苑という神聖な場所に入場出来ます。
八方除けのご祈祷を受け、神嶽山神苑にてお水汲みをしてきた体験記をまとめています。
寒川神社で八方除けの御祈願をうける
寒川神社の神池橋です。
全国で一つしかないをこれからしてもらいます。
ご祈祷の受付へ
ご祈祷の受付所は、神門に向かって左側御朱印受付の仮社務所の前にあります。
とても立派な受付所。
受付の時間は
8:00~17:00です。
私たちは夫婦でご祈祷を申し込み。
「家内安全」
「八方除け」
を申し込むことに。
ご夫婦でご祈祷を受ける場合、寒川神社では代表者1名で申し込むか、1名ずつ別々に申し込むかのどちらかでした。
私たちは、夫が代表で名前と生年月日を記入。
ご祈祷の料金は3,000円からでした。
寒川神社は、ご祈祷の事を質問したり、場所を聞いたりするのに巫女さんはじめ、受付の方どなたも大変親切で笑顔での受け答え。
これだけで幸せになります。
受付を済ませて待合室へ。
お茶はセルフで自由に飲むことが出来ます。
和菓子もおいてありました。
ご祈祷を受けた人だけが入る事が出来るという神嶽山神苑(かんたけやまじんえん)の入場券も頂きました。
さすが、寒川神社。
ご祈祷、厄払いが有名という事で、平日の昼間でも待合室は、けっこうご祈祷待ちの方がいらっしゃいます。
ご祈祷のうけるときの服装は?
寒川神社でご祈祷をうけるのに私はフツーにGパン、スニーカー。
旦那もフツー。
周りの方も、特に私たちと変わらず普通の服装でした。
拝殿に上がるわけですしGパンとかTシャツだと神社の景観も良くないので正装するべし!
と案内しているサイトもありますが、寒川神社に限って言えばGパンでも快く受付してくださいました。
どうしても気になる場合、正装して行かれてももちろん良いと思います。
今回の私たちのように
「せっかく来たんだからご祈祷をうけよう!」
と突然厄払いをしてもらいたくなった場合、服装を理由に諦めることはなくても大丈夫です。
いよいよご祈祷へ。
待合室で待つこと5分程度。
いよいよご祈祷です。
ご祈祷の時に着る白い衣装を渡され、上にはおります。
続いて、手を洗い巫女さんから手を拭く白い紙をもらいます。
いざ、ご本殿へ。
撮影は出来ませんが・・・
お祓い、玉串拝礼など滞りなく終了。
一緒にご祈祷を受けた人数は15名程度。
住所が読み上げられますが、東京、埼玉、神奈川などいろんなところからお越しのようでした。
さすが、八方除けで有名な寒川神社です。
寒川神社最大のパワースポット神嶽山神苑(かんたけさんじんえん)へ
ご祈祷の受けた後、寒川神社最大のパワースポット神嶽山神苑(かんたけやましんえん)へと向かいました。
突然、旦那が「厄払いを受けよう!」と言い出した理由も、この神嶽山神苑に行ってみたかったからなのです。
寒川神社最大の神域・神嶽山神苑とは!?
神嶽山神苑は神域であり、禁足地として入る事が出来なかったエリアなのです。
ご社殿の造営10年を記念して、裏になる神嶽山が神苑として整備されて、2009年から一般開放されています。
神域に入ると、改めてお手水舎があります。
お手水舎の後ろには難波の小池。
寒川神社のご本殿の真裏にある池。
寒川神社の起源に深いかかわりのあるとても神聖な池と伝わっています。
難波の池は撮影禁止。
リーフレットには遠くからの写真がありましたのでそちらだけ紹介。
1月2日に行われる追儺祭では、この難波の池の水が竹筒に汲まれ神前に供えられます。
その後に寒川神社の境内にお水を撒く事で、一切の邪気をお祓いになるのです。
おごそかで神聖な空気が、済んだお水と共に流れている。
そんな空間です。
浄め土
手水舎の後ろには浄め土があります。
浄め土は、受付に申し出たら授与出来るそうです。
ご祈祷の授与品にも浄め土は含まれています。
圧倒されるような空気の中、小径を奥へと進みます。
まさに神域。
空気が全然違います。
大地のパワーもすごい。
裏参拝所
難波の池に続き、すごいパワースポットにやってきました。
神嶽山を通して、寒川大明神を裏から拝するという貴重な場所。
裏参拝所です。
圧倒されるような空気がピークに達します。
裏参拝所でお参りをしたら、順路に沿って小径を奥へと進みます。
前には「内門」が出てきました。
真の世界から草の世界へと切り替わる結界を表す門なのです。
八氣の泉(はっきのいずみ)
内門をくぐるとガラリと空気が変わります。
目の前に広がるのは八氣の泉(はっきのいずみ)
神嶽山の手水舎にある手水鉢と、八氣の泉の湧水は、旧三の鳥居の基礎石から出ています。
陰陽の関係が表されていて
辺りに八方除けの精氣が
漂っている。
引用:神嶽山神苑のリーフレットより
茶室 直心庵
茶室直心庵です。
毎月1日のみ利用できます。
寒川神社の御神託「直な心」にちなんで直心庵という名前なのです。
末社 御祖神社
末社の御祖神社にもお参り。
八氣の泉。
マイナスイオンがすごい。
茶室和楽亭
ここで茶屋和楽亭にお邪魔する事にします。
お茶を頼まなくても休憩だけでも良いとの事。
広々として開放的。
広い窓からは八氣の泉を見ることが出来ます。
せっかくなのでお茶とお菓子もいただくことにします。
私は抹茶と生チョコ。
旦那は生菓子。
とてもお上品なお味。
こちらの茶屋和楽亭でも笑顔のご対応からお見送り。
寒川神社の人と接するだけでもほんとパワーになる。
石舞台
茶屋和楽亭の向かいには、石舞台があります。
四国の庵治石という石が敷き詰められています。
神楽や雅楽の演奏が行われる場所。
きれいですね。
八氣の泉に沿って小径をすすみます。
方徳資料館
最後に方徳資料館へ。
八方除けの資料が展示されています。
方徳資料館の入り口にも方位盤と渾天儀(こんてんぎ)があります。
方徳資料館では、詳しい方位について方位の四神、西の白虎、北の玄武、南の朱雀、東の青龍について詳しく説明があります。
開館時間
9:00~16:00
神嶽山神苑でお水取り
最後に神嶽山神苑でお水汲みです。
受付にお水を頂きたいことをお伝えして、ペットボトルをいただきました。
初歩料はお気持ちで…との事でしたので私たちは1,000円をお納め。
煮沸すれば飲めるとのことで、ありがたくいただきました。
ご祈祷で頂いた授与品
有難く八方除けのご祈祷を終え、授与品を頂きました。
記名板剣神札
八方除けのお箸。
祝い事はもちろん、普段でも使えます。
御神共(ごしんく)の「らくがん」。家族、関係者で頂くものです。
御神酒(ごしんしゅ)
御幣束。
神の依り代なので、開けずにはこのまま神棚に祀ります。
八方除け札。
玄関の内側、門口に方角の書いてある方を表にしてお祀りします。
御神土。
八方除けのお守り。
九体の八方札です。
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寒川神社へのアクセス
神奈川県高座寒川町宮山3916
寒川神社のアクセス・電車の場合
JR相模線
宮山駅下車より徒歩5分
JR相模線は運行が1時間に2~4本程度なので時刻表要確認。
JR相模線への乗り換えは、JR茅ヶ崎駅相鉄線・小田急線海老名駅が便利
寒川神社へのアクセス・車の場合
東名高速厚木ICから 県道46号を寒川大橋方面へ約20分
圏央道寒川北ICから出口右折→中里交差点からすぐ
駐車場400台