尾道のパワースポット千光寺の参拝記です。
恋人の聖地にも認定され、縁結びのご利益でも知られていますが、それだけではありません。
縁結び、子授け、試験合格、病気平癒とご利益がいっぱい。
絶景の尾道水道を見下ろしながらの参拝です。
尾道のパワースポット・千光寺へ
どどん!
千光寺山ロープウェイまでやってきました。
まず、ここから千光寺山ロープウェイ山頂駅まで移動します。
動画は約2倍速。
実際はもう少しゆっくり登ります。
恋人の聖地に認定されている千光寺公園。
ロープウェイ山頂駅にも、さっそく愛鍵がありました。
尾道のパワースポット・千光寺を巡る
鏡岩
画像1番上、岩に丸い円が見えるのが鏡岩です。
昔、玉の岩の宝珠または太陽、月の光を鏡のように反射させていたと伝えられており、鏡には神が宿るという信仰の対象であったと言われています。
千光寺公式ホームページ
干支の守護仏さまがいらっしゃいます。
大きな岩の下には、岩屋観音。
大師堂・鐘楼
大師堂、鐘楼、縁結びの愛染明王さまがいらっしゃる方へと進みます。
大師堂は、千光寺を開かれた空海(弘法大師)さまがお祀りしてあります。
その前には多くの縁起物やお守りがありました。
大師堂に安置されている弘法大師像は、その昔、高野山にあったものだそうです。
それが不思議な夢のお告げにより、この地にいらっしゃったそうです。
鐘楼です。
鐘の上部に百八個のイボ(乳)がなく、梵字百字の真言と五智如来の種子が浮彫りになっておりこの地方では珍しい曼荼羅の鐘であります。
千光寺公式ホームページ
ロープウェイ、瀬戸内海、何とも美しい景色です。
「驚音楼の鐘」は平成8年7月1日、「日本の音風景百選」の一つに選ばれました。特にこの附近の情景は文豪志賀直哉氏の小説『暗夜行路』にも描写されています
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ご利益は縁結び・愛染明王
愛染明王さまです。
愛染明王さまの後ろの建物は宮殿。
宮殿には大日如来、弘法大師、愛染明王の三尊が祀られています。
平成25年のご本尊のご開帳を記念して、道釈画家 七類堂天谿画伯に愛染明王襖絵を奉納していただきました。1年に数回 特別公開しますので拝観ください
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ハートの形、愛の文字が入った絵馬が奉納されています。
ご利益は恋愛、縁結び、家庭円満、和合
愛染明王さまの横には、水神さま。
亀に乗っておられますね。
癒される優しい音がします。
絶景を眺めながらの縁結び祈願ですね。
ご利益は願望成就・お願い地蔵さま
千光寺のお地蔵様に奉納された、小さなお地蔵さま。
お願い地蔵さんです。
愛染明王様の近くには、仲睦まじい様子の石像があります。
お地蔵様のお隣、おみくじ結び処。
尾道伝説といえば千光寺の玉の岩
おみくじ結び処から後ろを振り返ると、巨岩の上に丸い石があります。
玉の岩、また烏帽子岩とも呼ばれます。
高いところから見ると、烏帽子に見えますね。
尾道には、有名な玉の岩伝説があります。
その昔、尾道の千光寺には光る岩があり、海からも良く見えたため、灯台の役割を果たしていたそうです。
しかし、その奇跡の岩を盗もうとした人達が岩を船に運び込もうとして、失敗。
岩は海の底へと落ちてしまいました。
そのため、千光寺から見下ろせる港一体は、「玉の浦」と呼ばれるようになったそうです。
ご利益は開運厄除け・護摩堂
玉の岩の近く、階段があります。
わりと急な階段。
そう、先ほど少し高いところから玉の岩を撮影していたのは、この護摩堂です。
本尊は不動明王で、脇侍に阿弥陀如来、地蔵菩薩がまつられています。毎月28日には不動護摩供を修法しております。
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開運厄除けの鐘がありました。
千光寺ご本堂へ
千光寺の本堂へと向かいます。
ここもまた良い景色です。
近年の研究により、千光寺本堂と向島岩屋山の巨岩が、冬至の日の朝に一直線になるように建立されたことが分かりました。
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別名「赤堂」と呼ばれ、林芙美子の放浪記にも登場しました。
本尊千手観音菩薩は、聖徳太子作と伝わっています。
火伏せのご利益があり、「火伏せの観音様」と呼ばれているそうです。
海抜約100mだそうです。
尾道水道、瀬戸内海の多島美。
奇岩、三重岩です。
さらに急な階段を登ります。
ええ、本当に急な階段です。
どどん!
石鎚山鎖修行。
けっこう本気の鎖です。
「女鎖」とあります。
ちなみに、男鎖跡が奥にありました。
それにしてもすごい岩です。
夫婦岩。
「この岩の前で2人が愛を誓うと、願いが叶うと言われています」とあります。
お願い地蔵さんも奉納されていました。
けっこう鎖修行にチャレンジされている方、いらっしゃいました。
私は、自分の運動神経を考えると、無理。
断念します。
本堂から階段を下りてきて、奇岩を見上げる。
本堂の下。
リラックマの絵馬が、たくさん奉納されています。
千光寺参拝は、ヒールやサンダルではなく、歩きやすいスニーカーがいいですね。
大仙堂
本堂から階段をおりたところに、ニコニコ地蔵さんがいらっしゃいました。
大山智明大権現は鳥取の大山寺の御本尊、地蔵菩薩のことで、その御分体ががここに祀られています。
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マスクをされたお不動様と弁天様もいらっしゃいました。
昔は人が死ぬとその魂は大山へ留まるという信仰があり、大山へお参りできない人は、この大仙堂を参拝していました。
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三十三観音堂
三十三観音堂です。
関西一円の西国観音霊場の各札所の御本尊、観世音菩薩33体が祀られ、ここにお参りすると西国観音霊場を巡拝したのと同じ功徳があると伝えられています。
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カチカチ数珠と呼ばれる、百八煩悩滅除大念珠があります。
数珠をゆっくりと回すと、珠が落ちてきて、カチカチと音がします。
この音で煩悩を打ち消し、観音様の御慈悲をいただけるそうです。
鼓岩・ポンポン岩
三十三観音堂にお参りしたら、坂を上り、鼓岩へと向かいます。
この人が乗っている巨大な岩が、鼓岩です。
とにかく大きな岩ですが、なぜか叩くと「ポンポン」と、まるで中身が空洞のような音がするそうです。
叩いてみたら…
ポンポン!と音がしました。
鼓岩から再度千光寺へと向かう道。
坂道から見える景色がとてもキレイです。
毘沙門堂
大仙堂から階段を下に降りると、毘沙門堂があります。
聖徳太子のゆかりも深い「毘沙門堂」(びしゃもんどう)
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本尊毘沙門天、脇士禅尼師童子、吉祥天女はともに聖徳太子宮造りの棟梁、鞍作止利仏師の作と伝えられています
千光寺の御朱印・御朱印帳
御朱印帳です。
自仏像の襖絵の愛染明王様です。
御朱印帳の一ページ目。
千光寺の御朱印です。
切り絵の御朱印。
尾道千光寺へのアクセス
広島県尾道市東土堂町15-1