宮島ロープウェイに乗って弥山山頂まで行って参りました。
ロープウェイを降りたあとは登山道を歩き、更なる上を目指します。
山道を時間をかけて歩いても行く価値ありのスポット、見る価値ありの絶景が待っています。
登山にふさわしい服装も紹介します。
宮島の弥山登山にふさわしい服装
宮島の弥山山頂への道のりは、舗装されていない道を歩く登山です。
ヒールやパンプスサンダルでの登山は無理。
(獅子岩駅の展望台までなら軽装でも大丈夫かも。)
汗だくになりながらも登る価値ありの絶景が見られます。
山の天気は変わりやすいので重ね着出来るものを持っていくことをおすすめします。
マムシや蜂などの虫などに注意が必要。
暑い日でも肌の露出をした服装は避けた方がよいです。
宮島ロープウェイ紅葉谷駅へ向かいます
宮島厳島神社周辺からロープウェイ紅葉谷駅へ行く方法は2つあります。
1つは無料送迎バスを利用する方法。
宮島ロープウェイ送迎バスの地図
約20分間隔で運転。
乗車時間3分。
休日になるとバス停にはけっこう行列が出来ています。
もうひとつの移動方法は徒歩。
徒歩の場合は20分程度かかります。
猿回し小屋の前を通りました。
左側には、厳島神社と海の絶景も見えます。
軽く坂を登り、ロープウェイ乗り場、紅葉谷駅を目指します。
急な坂を登ります。
足湯が登場しました。
疲れたらここで休憩できます。
ロープウェイのチケット売り場は全然見えてきません。
道も舗装してある道から砂利道に変わってきました。
ロープウェイのチケット売り場に到着です。
ここまで所要時間20分。
チケット売り場から紅葉谷駅までまだまだ歩きます。
チケット売り場まで送迎バスで来られた方も安心してはいけません。
チケットを買ったらすぐに乗り場ではないのです。
チケットを買う時「あと10分歩いたら乗り場がありますよ。」 と激励されました。
ひたすら歩きます。
緑が広がり、ことりがさえずっています。
ここは紅葉谷公園。
秋には絶景の紅葉が見られ人気の散策道です。
私たちも自然に励まされながら ひたすら歩きます。
ひたすら歩きます。
ひたすら歩きます。
途中で看板にも書いてありました。
「もうちょっとです!頑張ってください!」
途中で、小さな橋を渡ります。
川を越え、そして再び歩きます、歩きます
ロープウェイ乗り場まであとの100mの看板が出てきました
ロープ―ウェイ乗り場、紅葉谷駅に到着です。
チケット売り場から既に10分以上経過。
という事で、厳島神社からずーっと徒歩で移動すればロープウェイに乗る前に30分くらい歩くことになります。
紅葉谷駅からロープウェイに乗り込む!
達成感いっぱいでロープウェイに乗り込みます。
6人乗りの小さなロープウェイ。
行列でしたが、5分も待たずに乗る事が出来ました。
途中、一度乗り換える必要があります。
紅葉谷駅を出発し、最初に降りるのは榧谷(かやたに)駅。
そこから最終駅である獅子岩駅を目指します。
獅子岩駅に到着
ロープウェイの最終駅獅子岩駅に到着。
絶景です! せっかくなのでネットでの口コミもどうぞ。
宮島ロープウェイ山頂、獅子岩駅展望台から pic.twitter.com/ayk7FSUD6R
— 長老@BUONO (@sots198) 2015年9月20日
弥山山頂マップにも獅子岩展望台からの絶景が紹介されています。
獅子岩駅を満喫する
獅子岩駅には恋人の聖地のサテライト、誓いの火とハートインもみじがあります。
ハートインもみじ
広島名物、もみじまんじゅうにハートが入った「ハートインもみじ」です。
これは獅子岩駅でしか見ることが出来ません。
もみじ饅頭の手焼き体験もすることが出来ます。
※10歳未満のお子様は火傷の恐れがあるので体験は出来ません。
ハートインもみじストラップも、獅子岩駅の恋人の聖地限定で販売されています。
誓いの火
獅子岩駅には恋人たちに人気の恋人の聖地、誓いの火があります。
左右にあるボタンを二人同時に押すと誓いの火が灯ります。
獅子岩駅からが本物の登山道!
獅子岩駅に到着したと言っても、ここから山頂まではまだまだあります。
(地図によると)あと40分ほど歩きます。
この獅子岩駅から弥山山頂までが本当の登山道です。
私は登山用のストックを使って登りました。
妹は、山道で根っこにつまづいてこけました。
かなりの山道です。
第一の目的地|弥山本堂・霊火堂に到着です
ストックを頼りに獅子岩駅から歩く事30分。
第一の目的地の弥山本堂、霊火堂に到着です。
霊火堂です。
すごい煙とたくさんのロウソクでした。
消えずの火は「燃え続ける火」という事で、恋人の聖地と呼ばれ、縁結びのパワースポットです。
ラムネ、お水の販売のところに「あまり冷えてないです」と書いてありました。
弥山山頂へ!ここから更なる登山道
霊火堂の横にある階段を登ると、天狗さまをお祀りしてある山鬼堂がありました。
山鬼堂から更に階段があり、山頂を目指します。
ご利益は学業・安産|観音堂・文珠道
弥山本堂を過ぎると観音堂・文殊道があります。
文殊堂は学業の仏様で、智恵を授ける文殊菩薩が祀ってあります。
観音堂には安産の仏様観音様が祀られています。
不動岩
登っている途中に大きな岩の祠のような物があり、階段が作ってありました。
登ってみると、お不動様がいらっしゃいました。
不動岩という有り難い岩です。
奇岩くぐり岩
登山道には奇岩くぐり岩があります。
何と自然が創り出した巨岩のアーチ。
くぐり岩の下は撮影スポット。
若干混みあっています。
弥山展望台に到着
獅子岩駅から歩く事40分。
ようやく山頂に到着しました。
瀬戸内海の景色はもちろん、天気の良い日には四国連山が見えます。
「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」
と伊藤博文が言っている有名な絶景です。
山頂には、座ってくつろげる憩いのスペースもありました。
私たちもひとまず休憩。
下りの道にもまだある弥山登山の見どころ
山頂からの下山の道。
登りと同じ道を帰らず別の道を降りると、まだまだ見どころがあります。
干満岩
画像が見にくくてごめんなさい。
弥山7不思議のひとつ干満岩です。
潮の満ち引きに合わせて穴の中の水位が変わるという不思議な岩です。
矢印のあたり、見る時に参考にしてください。
満潮の時、横穴から水が溢れ出るのです。
水はしょっぱい味だとか(笑)。
船岩
舟の形をした大きな岩です。
その形から舟岩と呼ばれています。
岩の真下には岩のお地蔵様がいらっしゃいます。
自然に出来た奇岩です。
疥癬(かいせん)岩
画像が悪くてごめんなさい。
疥癬岩(かいせんいわ)は、 不心得な人がこの岩の側を通ると皮膚病の疥癬にかかり、
疥癬に悩む心深い人がこの岩に触れると病が岩に移り、完治すると伝えられています。
大日堂
宮島弥山大日堂。約3年前に不動明王様が御帰りになられてから、弥山登山時には掃き掃除をさせていただいています。自分の心と向き合える大切な時間。日々に感謝。皆様へ感謝。大切なものを忘れないように。。。 pic.twitter.com/REOt2C5ptz
— Maco☆真子 (@MacoMaco14) 2014年12月29日
弘法大師空海が修法の道場として建てられたのが、大日堂です。
昔は厳島神社の奥の院として厚く信仰されていました。
本堂には、金胎両部の大日如来さまが祀られています。
弘法大師空海作の不動明王坐像が、安置されています。
明治以前は正月七日間、全島の僧が登山して国家の隆昌を祈願した道場でもあります。
現在、ご本体は大聖院の観音堂に祀られています。
水掛け地蔵
三界萬霊水掛地蔵尊です。
すぐ横の湧水池の水を汲んでお地蔵さんに水をかけて祈願すると、子供にまつわる全ての願望が叶えられると伝えられています。
御山神社(みやまじんじゃ)
宮島の弥山頂上付近にある御山神社。天空の神社と言われるほど、ここから見る風景に感動します。嚴島神社と同じ宗像三女神が祀られています。 pic.twitter.com/0LAqYWOKMm
— 武内 智弘 宮島 錦水館 若旦那 (@taketomo241) 2016年2月29日
厳島神社の奥宮である御山神社(みやまじんじゃ)です。
朱色の美しいお社が三つ建っています。 御山神社のある地に宗像三女神が降臨したと伝えられています。
天空のお社と呼ばれています。
鯨岩
鯨の形をしていることから「鯨岩」と呼ばれています。
上の部分には潮吹き穴のような穴もあります。
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