弥山本堂の御朱印・ご利益・消えずの火｜宮島のパワースポット

宮島の弥山本堂は縁結びの聖地です。

弥山本堂、聖火堂があり消えずの火が燃えています。

弘法大師が修行をし、伊藤博文が崇拝し通った霊験あらたかな場所。

種類豊富なお守りも魅力的です。

ユニークなお地蔵さまも参拝者を癒してくれます。

弥山のパワースポット

弥山本堂

ロープウェイ獅子岩駅から歩くこと20分。

登山道を超えて弥山本堂、霊火堂です。

ハイキングコースを歩いてきた人たちが休憩しています。

弥山本堂は806年（延暦25年）、弘法大使さまによって創建されました。

弥山（みせん）の名付け親は弘法大使さま。

インドの須弥山（しゅみせん）に似ていると言われ、須弥山→弥山と名付けたと伝えられています。

唐から帰国された弘法大使空海さまが霊地を探しておられた際、宮島に立ち寄られました。

国指定重要文化財の宗盛の梵鐘が写真右下に映っています。

撞座や龍頭などの形式、平安時代の特色が残っています。

御堂を立てられ、100日間の求聞持法（ぐもんじほう）を修されたところと伝えられています。

求聞持法とは弥勒菩薩の知恵を一部授かるための修法です。

ご利益は許し｜弥山本堂のおねがい地蔵・ごめんね地蔵

可愛らしいお地蔵様の集団がいらっしゃる。

消えずの火の灰を混ぜて作らてたお地蔵さまです。

自分の願い事、謝りたい事などをこのお地蔵様に託してご真言を唱えるのです。

ご利益は永遠の恋｜恋人の聖地・霊火堂の消えずの火

霊火堂の中に入ってみました。

※肝心な釜の下の火が映ってなくてゴメンナサイ。

霊火堂の火は弘法大師様が修行をされて以来、一度も消えたことがないといわれるものです。

広島平和記念公園の「平和の灯火」の火もここから採火されました。

この茶釜で沸かした霊水を飲むことで、

「万病に効く」
「幸せが確約される」

という伝説もあり。

ご利益は福徳｜三鬼堂

霊火堂の横には（けっこう）急な階段。

ここを登って更に上へ行くと三鬼堂があります。

階段を登ると、三鬼堂がありました。

日本で唯一、鬼が祀られているところ。

ご利益は、福徳、智慧、降伏の徳、家内安全に商売繁盛。

この「三鬼大権現」という文字は、伊藤博文の直筆。

伊藤博文が、三鬼大権現をとても信仰されていたそうで、ここまでの参道も自ら浄財を出されて整備されたのだそう。

お堂の中は撮影禁止で画像がないのですが、鬼がいました。

私は、天狗に見えたのですが鬼でした。

靴を脱がないといけませんが、ぜひお堂の中に入ってみてください。

錫杖の梅

宮島弥山の七不思議のひとつ。

弘法大使空海が立てかけた錫杖が根を張って、梅の大木に変化したと伝えられる錫杖の梅です。

不吉な兆しがあるときには梅の花が咲かないのです。

錫杖の梅にちなんだ「錫杖の梅」というお酒もあります。

このお酒を使ったジェラートは、宮島のBACCANOというお店で食べることが出来ます。

ロックンロールなお地蔵さま

弥山本堂にはとてもロックンロールでハッピーなお地蔵様がいました。

「天使にラブソングを」を歌っていそうなお地蔵様です。

宮島の弥山本堂。1200年消えていないという「消えずの火」や、国内でも珍しい鬼を奉った三鬼堂など、興味深いものがたくさんあります。
しかし一番びっくりしたのは、サングラスをかけたお地蔵さん。
何かいわれがあるのだろうと、ご住職に伺ったところ、
「観光客の忘れ物」
とのことでした！ pic.twitter.com/fsuD4Ko6Op
— ねこバタ会議@RogueBlood制作中 (@nekobata_kaigi) November 17, 2016