「絶景のドロミテ山脈を見てみたい。」
普段、山登りをしない人でも絶景のアルプス、ドロミテ街道ならハイキングに行ってみたい。
そう思いますよね。
「山歩きに縁がない。」
「ドロミテの事も良く知らない。」
そんな私も、絶景へのあこがれだけを胸にドロミテ街道ハイキングに行って参りました。
5月なのにロープウェイを登ると、そこは雪山。
真っ白な景色に感動したドロミテ旅行記です。
2泊3日のドロミテ街道の旅。
今回、私のイタリアツアー10泊12日のうちドロミテ観光は2泊3日。
初日:
夕方、ボルツァーノに到着。
2日め:←今、ここです。
ボルツァーノからドロミテ街道を横断。
カレッツァ湖観光。
ボルドイ峠からロープウェイに乗ってドロミテ
コルチナダンペッツォへ宿泊。
3日め:
コルチナダンペッツォを出発し次の目的地へ。
ドロミテ街道の天気・気温からまずは服装を考えてみる
ドロミテの気温の気温です。
ドロミテの雪山を登ると、一気に温度が下がります。
完全な防寒着が必要な温度です。
ドロミテのベストシーズンっていつ!?
ドロミテのベストシーズンは、6月下旬から8月中旬くらい。
キレイな高山植物も楽しめます。
ただ、1年中観光客は多いのがドロミテ街道。
冬場はスキーを楽しむ人たち。
5月を過ぎると、日が長くなり夜でも明るい。
まだ観光客が多くない時期を狙って滞在する人も多くなります。
↑
私が、これ。
ボルツァーノを出発!いざドロミテ街道へ
いよいよ、ボルツァーノを出発。
車に乗り込み、ドロミテ街道を横断します。
車窓から見える風景も最高です。
長い道のり、車窓からの絶景があれば退屈しません。
観光シーズンではないので、特に混雑もありません。
ドロミテの宝石・カレッツァ湖へ
ドロミテ街道で、最初の目的地は「ドロミテの宝石」と呼ばれるカレッツァ湖です。
カレッツァ湖に近づいてくると、山の景色が雪山に変わってきました。
雪山を見ながら道を進みます。
駐車場に車を停めて湖の方へと向かいます。
大型のバスもかなり停まっています。
日本人観光客の団体もいらっしゃいます。
長い長いトンネル?を進みます。
洞窟のような道。
出口からブルーの光が。
人がたくさん。
いよいよカレッツァ湖。
青い、とにかく青い。
見た事のないキレイな湖が広がります。
水面に映った雪山が一段と美しさを引き立てています。
空の雲まで水面に映っています。
湖の周りは遊歩道になっていて、美しいカレッツァ湖を一周出来るのです。
さすが、「ドロミテの宝石」と呼ばれる美しい湖です。
雪山をズームで。
服装が気になる方へ。
帽子、長袖のシャツ
(私はゴルフ用の決して薄くはないもの1枚)
羽織るもの1枚
(出来れば風を通さないもの)
水面がキレイですね。
ドロミテ街道の観光するなら、カレッツァ湖には立ち寄るべし!
カレッツア湖の詳細
カレッツァ湖
●ボルツァーノから車で33分。
●標高1,522mなので、ボルツァーノに比べるとけっこう寒い。
●長袖+もう1枚羽織るものを持参するとよい。
カレッツァ湖からポルドイ峠に移動
感動のカレッツァ湖をあとに、ドロミテ街道を次の目的地に進みます。
車窓から見えるのはチロルの風景、雪山。
絶景が続きます。
なんてことない風景がとても絵になります。
次に向かうのはポルドイ峠です。
カレッツア湖からポルドイ峠まで、車で所要時間は1時間程度です。
ポルドイ峠からロープウェイでサスポルドイ展望台へ
車窓からの景色を楽しんでいるうちに、少しずつポルドイ峠に近づいてきました。
写真のホテルにも「Pordoi」と出てきました。
このポルドイ峠からロープウェイに乗り、サスポルドイの展望台を目指します。
雨雲…。
最悪です。
山の天気は変わりやすいので仕方ないのですが。
ポルドイ峠のロープウェイ乗り場に到着。
それもかなりひどい雨です。
そして、寒い…。
標高は2,239m。
ドロミテ街道で最も寒いところに入ってきました。
ところで高山病は、大丈夫?
これから私たちが向かうサスポルドイ展望台は、標高2,950m。
気になるのは高山病。
ロープウェイに乗るのはわずか4分程度。
4分間で、一気に標高が700m近く高くなるわけです。
ロープウェイに乗る前に
「いざとなったら酸素が買えるのか。」
という質問をしてみました。
現地の人の答え。
「酸素?そんな質問されたのも初めてだよ。」
という事は、酸素が買えるような場所はない、と。
気分が悪くなる人もいないということでしょうか。
信じてロープウェイに乗ります。
ロープウェイ(ケーブルカー)に乗るためにチケット購入。
往復19€でした。
※2018年当時
ロープウェイに乗り込みます。
ここで、私たちの服装は完璧に真冬に変わりました。
5月ですが、さすがドロミテ。
それにしても雨はいやですね。
ロープウェイから上を見上げても、景色すら見えません。
ロープウェイは、ドロミテ山塊のすぐ横を取るので大迫力。
雪山が接近するたび、ロープウェイの中で「うぉー」という歓声があがります。
ぶつかるんじゃないかと心配になるほど、雪山が近いです。
サス・ポルドイ展望台に到着!
到着。
一瞬雨があがり、絶景が目の前に広がります。
5月後半に見られる雪。
いざ! 雪の上へ!
寒い~!
どこを見ても景色が違います。
360度のパノラマ。
サス・ポルドイ展望台でランチ
雪山を堪能したあとはランチです。
サス・ポルドイ展望台の中へ。
中に入ると温かい。
チロルなイメージ。
可愛い内装です。
バイキングコーナーがあります。
フルーツ、デザート、サラダ、生ハム。
何でもあります。
サラダがほとんど残ってなかったのですが、お店の人に言ったら奥から持ってきてくれます。
ワインとか、ビールもありました。
サラダ、コーンスープ、ラザニア。
鹿肉の煮込み。
黄色いのは、ポレンタと呼ばれるとうもろこし粉の料理。
そこの鹿(ジビエ)の煮込みとマッシュルーム。
ポレンタは想像以上に美味しかったです。
チロルの小物も売ってました。
すっごい可愛いです。
雪山を堪能するのは、ここまで。
ポルドイ峠メモ
ポルドイ峠からロープウェイを使って展望台まで登るだけなら、特に歩くこともなく、雪山不慣れの方でも大丈夫です。
高山病も全く大丈夫でした。
さらにドロミテ街道をすすむ
サス・ポルドイ展望台からロープウェイに乗り込み下山。
そこからは、再びドロミテ街道横断。
本日の宿泊地、コルチナダンペッツォを目指します。
ここからの車窓の風景は更に絶景が続きます。
ファルツァレーゴ峠で休憩とお買い物
ポルドイ峠から車で走る事約1時間。
このドロミテ街道横断で、最後の休憩地となるファルツァレーゴ峠に到着しました。
ここで、トイレ休憩とお買い物です。
ファルツァレーゴ峠はポルドイ峠と同じく、ロープウェイ乗り場があります。
このファルツァレーゴ峠からラガツォイ山・ロープウェイ山頂駅までは、約10分で行けます。
雨も止みましたので、ゆっくり撮影。
教会がありました。
お土産屋さんが充実しています。
チロル製の赤くて可愛い食器、時計、人形など何でもありました。
「他でも買えるかも。」
と思わず、気に入ったものは買っておくのがベスト。
私の友人も鳩時計を買っていました。
山頂をズームでどーんと撮ってみる。
美しい休憩所でした。
ファルツァレーゴ峠メモ
可愛いお土産が充実。
ためらわずに買ったほうがいいです。
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まずは、クラブツーリズムの公式サイトへ。
↓
「検索」という項目があります。
ここに「ドロミテ」と入力すると、ドロミテを含むツアーが出てきます。
ヴェネツィア(ベニス)から1日ツアーでドロミテへ。
ドロミテ街道へは、ヴェネチア発の日帰りツアーが多く準備されています。
ボルツァーノ発のツアーもおすすめ
ボルツァーノ発~カレッツァ湖、ポルドイ峠と巡るツアーもあります。