山口市の名勝常栄寺雪舟庭に行って参りました。
ここは画僧の雪舟が築庭したと言われるとても美しい庭園です。
更にお庭から山道を登る事20分。
弘法大師堂、薬師如来堂、毘沙門堂などにもお参りすることが出来ます。
この地に生息しているという幻のカエルもいます。
常栄寺雪舟庭へ行ってみた
門を入ったところで、まずはお地蔵様に迎えて頂きました。
地蔵菩薩は平安時代より広く信仰されています。
「お地蔵様」「お地蔵さん」などと呼ばれていますね。
地蔵菩薩は地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上と六道それぞれにあって、導いてくださいます。
現世で与えてくださるご利益も延命、子育て、身代わり、とげぬきなどです。
いきなり魅力たっぷりの日本庭園が目の前の広がります。
この庭園は、大内政弘が室町時代中頃に画聖雪舟に命じて築庭したものといわれています。
その名前から「雪舟庭」となってますが、なんと伝説、言い伝えなのだとか。
文献などで、雪舟の築造を確かめるものはないそう。
真実はどうなのでしょうね。
素晴らしい庭園です。
禅味あふれる日本庭園。
御本堂の中から見た景色。
御本堂の回廊から見えた鐘楼がとてもきれいです。
毘沙門堂への山道を登ってみる|幻のかえるに会える?
ここから山道を登って、頂上の毘沙門堂を目指します。
お話を伺ったところでは頂上まで徒歩20分くらいだとか。
雪舟庭には「もりあおがえる」という幻のかえるが生息しているのです。
産卵の時期は終わったとお伺いしていたのですが、いくつか木に泡のかたまりのような卵を見ることが出来ました。
修行道を進んでいくと最初に出会うのが弘法大師堂。
さらに進むと、薬師如来堂。
病気を治してくださるありがたき仏様です。
更に上に進んで、ここが最後のお堂です。
毘沙門堂がございました。
ここは中に入ってお参りすることが出来ます。
ここに到達するまで30分くらい。
暑い中での道のりだったので、しばし休憩をかねてゆっくりとお参り。
毘沙門堂まで続く山道ですが、けっこうな修行道です。
旦那は1度滑って転びました。
ですので、参拝される方はスニーカーで行かれることをおススメします。
また、雪舟庭から登山道に入るところで、杖も貸し出されていました。
杖を利用した方が歩きやすいです。
常栄寺雪舟庭の御朱印
雪舟庭・常栄寺のアクセス
山口県山口市宮野下2001