北スペイン、ナバーラ地方のパンプローナにやってきました。
フランス国境近くにあってピレネー山脈に囲まれ、巡礼宿の街でもあります。
有名なのは、何と言ってもサンフェルミン牛追い祭り。
ヘミングウェイの「日はまた昇る」の舞台でもあり、日本にゆかりの深いサンフランシスコザビエルが生まれた町でもあります。
半日という短い時間ですが、観光スポットを巡りました。
パンプローナでサンフェルミン牛追い祭りの雰囲気を味わう
パンプローナで一番有名なのは、7月に行われるサンフェルミン牛追い祭り。
私たちが訪れたのは10月でしたが、町には牛追い祭りを思わせるものがいろいろとありました。
写真は、パンプローナの市庁舎。
牛追い祭りの開会宣言が行われる場所です。
この広場の前が白い衣装と赤いスカーフの地元市民と観光客で、埋め尽くされるそう。
足元にある、この■は牛追い祭りの時に柱をたてるのだそうです。
この道の行き止まりに部分。
木と白いたての向こうの部分から牛が出てくるんだそうです。
ヘミングウェイゆかりのカフェイルーニャへ
ヘミングウェイは、このパンプローナの街に惚れこんでいたそうです。
ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」の舞台となったのもこのパンプローナです。
カフェの奥へ進んでみました。
当時、ヘミングウェイはパリに住んでいました。
初めてパンプローナに来たのは1923年、牛追い祭が始まる7月6日。
独特で、熱狂的な牛追い祭りに魅せられます。
「日はまた昇る」は牛追い祭りをテーマに書き上げられました。
それが、牛追い祭りが世界中に知られるきっかけとまります。
カフェの中でヘミングウェイを発見。
語り合っている風に写真撮影。
カフェイルーニャ
Cafe Iruna
Plaza del Castillo, 44. 31001 Pamplona
フランシスコザビエル生誕の城へ
イエズス会の宣教師、日本でもよく知られているフランシスコ・ザビエルが生まれたというお城にやってきました。
ザビエルが日本で布教、滞在したのは山口県山口市。
このパンプローナと山口市は姉妹友好都市。
「ヤマグチ」という公園やレストランがあるそうです。
残念ながら訪問した時間が遅く、お城の中には入れず。
外観だけでしたが、素晴らしいお城でした。
司馬遼太郎の「イベリア半島旅行記」にもこの城は登場します。
すぐ近くにはホテルもあり、パンプローナの地ビールも販売していました。