ダイヤモンドプリンセスで台湾基龍と花蓮に寄港して、観光を楽しんでまいりました。
準備されていたオプショナルツアーは2つ。
●故宮美術館を含んだ基龍観光コース
●千と千尋の神隠しの舞台になったという九份(きゅうふん)を巡るコース
どちらも選べないほど魅力的です。
考えた末、故宮美術館を含むツアーに参加しました。
ツアーの内容と、行って良かったところをランキング形式で紹介します。
花蓮の観光では雄大な自然と歴史あふれる寺院を巡りました。
基龍観光ツアーで良かったところランキング
1位|忠烈祠で衛兵交代を堪能
衛兵交代が有名な忠烈祠(ちゅうれつし)です。
現在の建物は1969年に創建。
中央広場の向こうには、中国の宮殿様式の大殿が存在感を放っています。
中華民国の革命、建国のために亡くなったとされる33万人の方が祀られています。
衛兵交代はもはやショー化されているほどの人気なのです。
大門と大殿、それぞれ2人の衛兵が守っています。
陸軍、空軍、海軍のいずれかの軍隊が衛兵としていらっしゃるとのこと。
任務は半年間。
海軍の場合、夏は白、冬は黒です。 空軍は青色、陸軍はグリーンです。
写真の衛兵は、海軍の黒ですね。
海軍、陸軍、空軍の中でも様々な条件をクリアしたエリートたちがこの衛兵。
身長の基準(178センチ以上)軍からの推薦、その後の訓練を経て、この衛兵になれるのだそうです。
衛兵は1時間の任務の間、微動だにせずに立っておられます。
瞬きをすることすら控えておられるとか。
その衛兵が1時間の任務を終え、交代する儀式が衛兵交代です。
1時間の任務のうち、20分間が衛兵交代の時間にあたるので、実質は40分間もじーーーっとされている・・・。
衛兵交代のセレモニーは1時間に1回、約20分間おこなわれます。
ですので、見逃すことはほとんどありません。
第2位|故宮博物館見学で白菜と角煮に出会う
世界中から人が集まるだけあって、大・大・大混雑です。
本当に博物館か!?っていうくらい混んでいます。
オプショナルツアーでは博物館のガイドもあったので、わかりやすかったです。
故宮博物館で有名な展示物が「白菜」と「角煮」。
13日.帰りのフライトは速い✈️今日は奥方念願の”故宮博物館”と名物の”小籠包”を見事に舐め廻して満足の台湾一周旅行でした😋いつもの”白菜”が写真OKとなりバシッと撮ってきました✌️ pic.twitter.com/lidOaoowSu
— duke_dai (@duke_dai) 2018年1月13日
中国名は翠玉白菜。
大きさは高さ18.7cm、幅9.1cm、厚さ5.07cm。
これは半分緑色、半分白色の翡翠(ひすい)輝石。
小さいサイズなのに、葉の部分のちぢれ感が見事に表現されています。
なんとバッタとキリギリスまで彫刻されています。
※バッタはイナゴとも言われる。
が乗った重みで葉が下に下がっているところまで、描写されているのですよ。
故宮博物院の肉形石 #ij954 pic.twitter.com/GnYm1NRpSi
— あまつ (@ddg163) 2018年1月14日
別名、「角煮」
長さ5.3cm、幅6.6cm、、高さ5.7cm。
東坡肉(とんぽうろう)という豚の角煮の一種を、玉髄(ぎょくずい)という石で表現した芸術作品。
緻密な芸術品を見ると、必ず角煮が食べたくなるほど。
ただ難なのは、この2品を見るだけでも待ち時間がすごい。(そして、うるさい)
30分以上並びました。
第3位|寺院巡り
龍山寺
龍山寺は夜行く方が雰囲気あっていい。 pic.twitter.com/Wap1AzO8ls
— ひっぽう (@hippo98) 2018年1月15日
龍山寺。#龍山寺 #台北 #台湾 pic.twitter.com/HaalELX0BO
— Keith_Sax (@Keith_Sax) 2018年1月8日
台北最大級のパワースポットとして、台北市民からも厚く信仰されている龍山寺。
創建は何と270年前。
1738年頃、大陸福建省泉州から漢民族の移民たちが台湾に渡ってきました。
「移民してきた10人のうち3人は残る、6人が死ぬ、1人は母国に帰ってしまう。」
と言われたほど当時の喜屋武経は劣悪。
移民たちは福建普江安海龍山寺のご分霊を迎え入れ、龍山寺を建て、日々の平穏、無事を祈りました。
今でも観光客、地元の方など参拝者が絶えません。
行天宮台北本宮
龍山寺と並んで台北のパワースポットです。
商売繁盛の神様として有名です。
行天宮の中には日本語の案内もあります。
擲杯(ぽえ)という占いが有名です。
赤い三日月の形をした杯筊(べいじゃお)と呼ばれるの木片を2つ投げて占います。
まずは神様、おみくじをひいてもいいですか?と質問。
聖杯→裏と表→YES 陰杯→両方とも表→NO 笑杯→両方とも裏→判断不可
続いておみくじの番号はこれでいいですか?と質問。
YESが出ないと、そのおみくじをひけないのです。
何度目でおみくじがひけるでしょうか。
おみくじは中国語(笑)ですが、日本語で解説してくれる人までいます。
大龍峒保安宮
龍山寺、清水祖師廟と並ぶ台北三大廟の大龍峒保安宮(だいりゅうどうほうあんぐう)
創建されたのは1742年。
当時流行した疫病平癒を祈願したのが始まりです。
主神は、非常に優秀なお医者様だった保生大帝という実在の人物。
細部まで美しい寺院も見どころのひとつです。
第4位|台北101
2005年にオープンした101階建て、地上高509.2の台北101。
建設当時は高さ、エレベーターの高さともに世界一を誇っていました。
89階には展望台があり台北の街を見下ろすことが出来ます。
89階までの320mの高さを37秒で登りきるという高速エレベーターも体験出来ます。
ツアーは外から見るだけでした。
第5位|中正紀念堂を見学
中華民国初代総統の蒋介石(しょうかいせき)を記念して作られた台湾のシンボルです。
台北地元の方も訪れる憩いの場となっています。
本堂の中には、蒋介石が座った姿のブロンズ像があります。
高さ6.3mという大きさで遠くからでも像を確認することが出来ました。
中正紀念堂でも衛兵の交代を見ることが出来ます。
ランチは圓苑レストランでバイキング
圓山大飯店(台北市) 1952年に開業したホテル。日本統治時代の台湾神宮の跡地を利用して建築された。国賓級の人が宿泊するなど台北随一の歴史を持つ。 pic.twitter.com/hFYyO5K8km
— 台湾bot (@ROTaiwanbot) 2017年8月17日
圓山大飯店✨にてランチ頂きました pic.twitter.com/AchUUfUGLV
— みさん密三❤️阿信LOVE (@ningyonoteiou) 2016年8月1日
台湾でも最高級ホテル圓山大飯店でランチバイキング。
美味しかったです。
バイキングもメインからデザートまでメニューも豊富です。
千と千尋の神隠しのモデル・九份はこんなところ。
九份にも未練があるので、少し調べてみました。
【千と千尋の神隠し】 千と千尋のモデルとなった九份(きゅうふん)@台湾♡ pic.twitter.com/1B8HfL6S0V
— 【うそっ!】ジブリの秘密って!? (@95atari) 2018年1月19日
九份きれいだった!ずっと行きたかったところに行けて感動(*^^*) pic.twitter.com/0uYRAPF44A
— こうへい@たいわんの人 (@kouhei1288) 2018年1月18日
九份へ行くオプショナルツアーに参加された人の話では、素晴らしかったそうです。
宮崎駿監督自ら九份の街をおとずれてスケッチをされたとか。
赤ちょうちんの並んだ階段。 向こうの世界へと続くトンネル。 湯婆婆の油屋そっくりの「阿妹茶酒館」など。
一度映画を見た人ならそっくりだと感じられるでしょう。
夜市で見つけた顔なしグッズ。 九份帰りに見つけたから余計に衝動買いしそうになったよ( ´ ▽ ` ) めっちゃ可愛かった(≧∇≦)♪ pic.twitter.com/fABsfByl4Z
— ぴーち (@peachkchan) 2015年10月27日
顔なし発見! #九份 #ジブリ pic.twitter.com/LnZEtKMpbE
— フリーランスwebデザイナー かずき (@webboyjp) 2016年11月3日
顔なしのグッズまで販売されているのです。
千と千尋の神隠しを知らない方も「魅力的な町だった」と言われていました。
九份の昼飯 海老チャーハン 小籠包 ※チキンは食べてない🙈 pic.twitter.com/I1QudhULw4
— kuni (@kuni_0) 2017年12月30日
九份で台湾茶と烏龍茶チーズケーキ。大雨、人混み。 pic.twitter.com/lsgeWHbtrz
— 103 (@nrttmtw) 2017年11月19日
お茶屋には、日本語が話せる方も多く、お茶の飲み方なども教えれくれるのだそうです。
有名なところでは九份茶坊というところがあります。
九份茶坊。急須を炭火で温めて淹れる情緒溢れる空間。 pic.twitter.com/DknTltSNYC
— カプチーノ@J.S (@cappuccino_33) 2017年12月4日
A.B.C-Z 五つ星 ロケ地 ②九份茶坊 5人が座ってた丸テーブル 超老舗の茶藝館 アンティークな店内 お茶の立て方も教えて頂きとても上品で素敵なお店でした pic.twitter.com/h0LwPgGfzG
— みー☺︎☻ (@mk84s) 2017年10月6日
烏龍茶はもちろん、スイーツが美味しいと評判なのです。
人気なのは、チーズケーキ、パイナップルケーキなど。
ゆっくりお茶を楽しむ至福の時間を過ごせそうです。
花蓮の観光を楽しむ
花蓮入港
ダイヤモンドプリンセスが花蓮に入港します。
港では、歌と民俗ダンスで歓迎です。
歓迎のあいさつは、日本語でした。
イケメンの男の子と、花蓮美女との写真撮影です。
オプショナルツアーを利用して花蓮観光へ
私たちはオプショナルルアーを利用して、花蓮見学に行きました。
太魯閣国立公園
太魯閣国立公園 (たろこ-こっかこうえん)。絶景を堪能します。
天気にも 恵まれて楽しむことが 出来ました。
けっこう歩くツアーです。
服装や靴は、ハイキングのスタイルがベストです。
急な階段、坂はありませんので、杖をお持ちの方も歩かれていました。
なかなか見ることの出来ない 広大な渓谷。
歩く事以上に、難点なのは トイレ事情です。
温水シャワーなどはもちろんありません。
船を出発する前、 もしくはトイレ休憩がある場所で、トイレを澄まさせることをおすすめいたします。
高い所に寺院が見えます。
自然の雄大さって 本当に凄い。圧倒されます。
アミ族の民俗ダンス・アミ文化村
花蓮で、先住民の阿美族の 文化を楽しめるのが 阿美(アミ)文化村です。
カラフルな衣装をきて 軽快に民族ダンスを踊ります。
衣装も変わり、男たちの 民俗ダンス。
棒を使ったパフォーマンスは 一番の見どころでした。
盛り上がりが終わり 終盤に入ると 観客を引き込んで 一緒にダンスの輪の中で 踊るように促されます。
私は一番前で見ていたので、輪の中に入って一緒に踊りました。
ダンサーたちとの記念撮影がありますが、写った写真を猛烈な勢いで、販売されます(笑)
観光バスの中まで追っかけてこられてました。
高い写真はいらないなぁ。セールスされると断る自信がないなぁ。
という方は、踊りの輪に加わらないことをおすすめします。
港天宮
鮮やかな色の美しい彫刻に 目を奪われる 花蓮港天宮です。
花蓮最大の寺院で 2つの塔があり、 それぞれ登って参拝。
花蓮は地震や台風など 自然災害が多い地域。
そんな花蓮を守るべく 建設されたものです。
聖母マリアさまが 優しく見守って いらっしゃいます。