酉の市の熊手|正しい選び方・買い方・飾り方まとめ

酉の市




11月の酉の日に開かれる酉の市と言えば、江戸の風物詩。

酉の市で売られている熊手は種類が豊富で、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。

熊手の選び方から粋な買い方。

より幸せを呼び込むための持ち帰り方から飾り方まで。

熊手で幸せを呼ぶための方法をまとめました。

2018年の酉の市はいつ?

2019年は酉の市は二の酉まで。

一の酉
11月8日(金)

二の酉
11月20日(水)

 

熊手はまず、安くて小さいものから買うようにする。

酉の市の縁起物熊手

酉の市で売られている熊手は、値段が1,000円くらいから高いものになると5万円とか、●十万なんてものも販売されています。

どれを買うべきか?

いきなり高いもの、大きいものから買わず安くて小さいものから買う、というのが習わしです。

 

なぜ、初めてのときは値段の安い熊手を買う方が良い?

酉の市で授与する熊手は、お守りと同じく、毎年買い替えるのが基本です。

買い替える時、「去年よりも大きな幸運を呼び込む」という意味で、去年の熊手よりも少しでも大きい熊手、少しでも高い熊手を買うようにすると、よりご利益があるのです。

逆に去年より安い物、小さい熊手を買ってしまうと「福が下がる」ということに。

ですから、初めて熊手を買う時は、いきなり大きなものを買うと後が大変になるのです(笑)。

今年1年の間に身内に不幸があった、または事故にあった、業績が落ちてしまったという時には、あえて去年よりも小さい物を買うことがあるのです。

熊手についている縁起物によって選ぶ

酉の市の縁起物熊手

熊手に飾られている縁起物には、それぞれ意味があるのです。

例えば「食物」に関する福を呼び込みたいとします。

その場合、大きな俵、鯛などがついている熊手を選ぶと良いのです。

金運アップしたい時には、小判がついているものという漢字で選びます。

 

熊手の縁起物が呼んでくれる七福神のご利益一覧

「鶴は千年」と言われとるように、鶴は長寿の象徴。

吉祥の鳥とも言われています。

夫婦仲が良い鳥であること、また鶴の鳴き声は遠くまで届くこともあって、「天まで届く声で鳴く、天に通じた鳥」と言われています。

 

だるま

座禅のお姿をされているだるまさんは、まさに「七転び八起き」。

転んでも立ち上がる姿は開運祈願、勝利の縁起物です。

招き猫

右手を上げていると「金運」を招く。
左手を上げていると「人(お客様)」を招く。

金運や良縁を招き入れる縁起物。

小判

金運アップ。

小判には「千万両」など、金運アップに良いとされる漢字が書いてあります。

「目出鯛」(めでたい)という名前。

紅白の色からも、お祝い事には欠かせないもの。

目出度い事やお祝いを呼び込みたい時の縁起物でもあります。

金の俵というのは、五穀豊穣を祝って神様に祈ったり、感謝を表したりするものです。

「食」への感謝を表すもの。

俵を重ねたら「家内安全」「商売繁盛」を祈願するものにもなります。

 

おかめ

おかめは、またの名をおたふく。
「お多福」と書いたら、福が多いという事です。

 

恵比寿様

商売繁盛、豊漁、豊作

毘沙門天さま

勝負運アップ

寿老人

長寿、幸福

布袋尊

家庭円満、福徳

弁財天様

芸能、財福

福禄寿さま

幸福、富、長寿

熊手を粋に買う方法とは!?

酉の市の縁起物熊手

酉の市で熊手を授与するのに、とっても粋な、江戸ならではの買い方があります。

授与する熊手が決まったら、まずは値段を聞いています。

教えてもらったお値段、そのまま支払いません。

ここでお値段交渉をするのが縁起熊手の買い方です。

安くしてもらった分、「御祝儀」として買ったお店に置いて帰るのです。

 

縁起熊手を買ったあと、家まで帰るときは・・・

酉の市で買った縁起熊手は、リュックにしまったり、袋に入れたりせう、出来るだけ高く持って上に、上にと持って帰るのが良いのですよ。

幸せを呼ぶ熊手の飾り方

熊手を授与したら家、または職場に飾ります。

より幸運を呼ぶための正しい飾り方を紹介します。

 

少し高いところに飾る

熊手は縁起物です。
お札などと同じように、少し高いところに飾りましょう。

玄関に飾る

玄関は家や職場の入口ですね。

福を部屋の中に呼び込むという意味を込めて飾ります。

叶えたい夢や目標がある場合は、その方角に飾る

旅行に行きたい場所、引っ越したい場所などがある場合、その方位叶えたい場所に向けて熊手を飾ることで、願いが叶うと言われます。

方位によって縁起担ぎも出来ます。

・仕事運をアップしたい場合・・・東
・金運アップしたい場合・・・西
・名誉を得たい場合・・・南

また、その年の恵方に向けて飾るのも良いです。

ただし、北向きに飾るのだけは避けましょう。

 

1年間お世話になった、熊手を買い替えるとき

酉の市の縁起物熊手

酉の市を行っている場所には、「熊手納め処」というものが設置してあります。

そこに感謝をしつつ、熊手をお返しし、新しい熊手を授与しましょう。

 

酉の市の縁起物・熊手の意味は!?

酉の市で授与出来る熊手には、「幸運」「財宝」などをかき集めるいう意味があります。

鶴や亀、鯛、大黒様におかめ、米俵、打ち出の小槌、だるま、招き猫など縁起が良い言われるものが、たくさん飾られています。。

また、鷲が獲物をわしづかみするいうことから、幸せをわしづかみするという意味もあるのです。

 

火難除けの縁起物の由来

熊手には火難除けというご利益もあります。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が、天皇の命で東征された頃、熊手は戦いの武器でもあったのです。

東征の途中、日本武尊は、静岡県の焼津で賊の焼討ちにあわれました。

その時、なぎ倒されていた草を熊手でかき集め、賊からの火を防ぎ、向火むかえびをもって賊を退治されたというエピソードがあります。

この伝説にちなんで、熊手には「火難除け」の縁起物としても知られています。

酉の市の由来

今の東京都足立区花畑町、葛飾花又村というところにある大鷲神社の鷲大明神というところ。

大鷲神社の近くに住む農家のみなさんが収穫を祝って、感謝する収穫祭を行っていました。

お寺の境内など、縁日の時に農具を販売していました。

そこに縁起物のおかめなどをつけて販売するんが習慣になり、今の酉の市に発展したのです。

関東で始まった祭りですね。

大鳥神社、酉の寺、鷲神社など、鳥・鷲にちなんだ神社で毎年11月の酉の日に行われる行事。

商売繁盛、開運招福を祈るお祭りとして有名ですね。