築地にご鎮座されている波除神社は、七福神御朱印が人気のご利益多き神社です。
荒波を沈めてくれた神様やどんな災難も免れた大きな獅子頭が人気のパワースポットです。
毎年、酉の市や築地獅子祭りでも賑わいを見せています。
築地・波除神社の御朱印
七福神参りの特別御朱印の集め方は?|天井大獅子大祭
波除神社毎月7日限定の七福神、今月は毘沙門天。そして七夕の御朱印。 pic.twitter.com/cyQh0dBREt
— 伊織 (@iori_platinum) July 7, 2018
【旅する御朱印帳】
築地波除神社
七福神
布袋尊
2015/10/07
今年の七福神コンプリートしました。感動(´༎ຶ༎ຶ`) pic.twitter.com/rvXhJvtoQB
— 谷中ジンジャー👩🏻黒髪展 (@YanakaGinger) 2015年10月7日
昨日波除神社の限定御朱印をいただきました(^^)♪
来月7日からは毎月集めると最後七福神が揃うみたいです! pic.twitter.com/9j44d1HcKp— 萩乃楓 (@Pocky1016) 2017年3月8日
波除神社の境内には弁天様、大国さま、恵比寿様が祀られています。
また大獅子殿には毘沙門天、寿老人、福禄寿布袋尊がお祀りされています。
この七福神さまにちなんで、毎月7日には一体の神様がご開帳されるのです。
ご開帳されたご神体の御朱印が授与出来る有り難い日なのです。
この御朱印を7体全部集めると、12月に開運七福神記念品がもらえます。
11月は天井大獅子大祭獅子殿の4つの神様がご開帳されます。
メディアで取り上げられたことから、限定御朱印の日は行列が出来るようになりました。
波除神社の限定お朱印・七福神参りのお朱印についての詳細はこちらから
波除神社の由来
波除神社の由来は、海でのスピリチュアルな出来事から始まります。
江戸時代の初め頃、今の築地のあたりは海でした。
「築地」という地名の由来はいくつか説があるのですが、一説では「築地」=「埋立地」という意味とも言われています。
将軍徳川家康は、江戸の街づくりのひとつとして今の築地の埋め立て工事を始めました。
しかし、埋め立て工事は全く上手くいきません。
堤防を築いても築いても何回も波にさらわれてしまうのです
そんなある日の夜の事、人々が海を見ると何か光り輝くものを海面に発見しました。
船に乗って見に行ったところ、光るものいうのは稲荷大神の御神体でした。
人々は神の偉大さを敬い、今の波除神社の場所に社殿を作ってご神体をお祀りして盛大なお祭をしたのです。
不思議な事にそれ以降、堤防を破壊するほどだった波風がピタリと収まり、工事は順調に進んだのです。
霊験あらたかなご神体に敬意を表して「波除神社」と呼んだことが波除神社の始まりです。
この不思議な出来事により、波除神社に参拝すると災難を除け、人生の波を乗り切れるとして厚く慕われてきたのです。
波除神社のパワースポット
築地獅子祭り
築地の獅子祭り。つまり、ちくちのつつましり。 pic.twitter.com/erRy2CrXeW
— メヂ (@imomedi) 2015年6月13日
「つきじ獅子祭り」で町を練り歩く獅子頭。
波を沈めてくださった稲荷大神のあらたかさに敬意を表し、「声一つで全てを威圧する巨大な獅子頭」を奉納されました。
この獅子頭、不思議な事に戦争や天災にあっても無事という事で、災難除けの神様でもあるのです。
獅子殿と願い串
獅子殿に収められている雄獅子「天井大獅子」は、高さ2.4m、幅3.3m、重さは何と1トンととてつもなく巨大で迫力があります。
「願い串」 に願いを書いて大獅子の舌の上に奉納すると、願いがかなうと言われる厄除の獅子なのです。ト
弁天神社|七福神弁天様の御神体
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)がお祀りしてある弁天神社です。
弁天神社の中には「お歯黒獅子」が納められています。
高さ2.2m、両方の耳幅2.5m、重さは700キロ。
この雌獅子の頭の宝珠の中に弁財天野のご神体が納められています。
波除神社の青龍と白龍
荒波が起こるのは「雲を従える龍」「風を従える虎」の仕業。
この龍と虎すらもひれ伏したのが獅子と言う事で、獅子頭と一緒に奉納されたそうです。
一旦、火事で焼失しましたが平成24年に波除神社のご鎮座350年を記念してあらたに奉納されました。
おきつね様
お狐様の祠の由緒は、はっきりわかっていません。
今でも地元の人から愛されていて、きつね様の赤い前掛けは自然と誰かがキレイなものに変えてくれるそうです。
蛤石(はまぐりいし)
「蛤(はまぐり)女房」いう話をご存じですか?
ある日、漁師が大きな蛤(はまぐり)を捕ったそうです。
「ここまで大きく育つのは大変だっただろ?」
とはまぐりに話しかけて・・・言って蛤を逃がしたそうです。
そしたら、蛤が美しい女房になり、漁師に美味しい料理を作って恩返しをしたという話です。
「蛤女房」(はまぐりにょうぼう)は嫁をほめる言葉の一つです。
男女和合の縁起物でもあり良縁のパワースポットです。
活魚塚
魚を食料として生きていくこと。忘れてはいけない八百万の神。
そんな感謝の気持ちから建設されたものです。
鮟鱇塚(あんこうつか)
海老塚
すし塚
玉子塚
昆布塚
末社
天照大神(あまてらすおおみかみ)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
天日鷲命(あめのひわしのみこと)
四柱がお祀りしてあります。
築地・波除神社のご祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
社殿は伊勢神宮の外宮と同じ唯一神明作り(しんめいつくり)
波除神社の初詣
12月31日
23:30~
年越ノ大祓式
式典終了後は境内への立ち入りが一旦禁止になり、鳥居の前で列を作って待つようになります。
1月1日 元旦
0:00
太鼓の音と波除神社からの放送で新年あけたことが報告。
参拝者は先着で、その年の干支の折り紙をそえたお守り「干支の守札」が授与出来ます。
~1月15日すぎまで
一般と団体の「昇殿参拝」が受けられます。
祭典後には「願い串に願いを書いて厄除け天井大獅子にお納め」「鈴のお祓い」が出来ます。
最後は、波除神社の神様にお供えするというお米で作られた神酒の「波除」を頂けます。
波除神社の酉の市
酉の市見物、二の酉。築地の波除神社。 pic.twitter.com/9XazkAgX0F
— nilnilgray (@nilnilgray) 2015年11月17日
毎年11月の酉の日には「酉の市」が開催されます。
縁起物の熊手を売る露店が境内にずらっと並んでとても賑やかです。
おみくじ付き開運熊手神符「かっこめ」
八本爪の熊手に稲穂・小判・金銀の鈴開運神符が付いている縁起物のお札。
「かっこめ」を買うと開運クジがひけます。
当たりが出たら縁起物の「金箔入り・鯛金(たいきん)」がもらえます。
この「かっこめ」を袋に入れずに持ち帰ることで、帰り道の福をかき集めるというのもです。
銀座、築地という場所柄深夜2時ごろまで賑わっています。
近隣で商売される方が巨大な熊手を買われると、祭りは一段と盛り上がります。
2023年は酉の市は三の酉まで。
一の酉
11月11日(土)
二の酉
11月23日(木)
築地・波除神社までのアクセス
東京都中央区築地 6-20-37
東京メトロ日比谷線・築地駅/築地本願寺方面出口より徒歩7分
都営大江戸線築地市場駅A1出口より 徒歩5分