山口県岩国市で、縁切りや金運などのご利益で知られる白崎八幡宮。
広い境内にはたくさんのパワースポットがあり、融通の神として慕われています。
白崎八幡宮に参拝
晴れた日の午後、岩国のパワースポット白崎八幡宮に参拝。
坂を上ります。
階段です。
階段を登ると駐車場です。
6月中旬に参拝したので、夏越大祓（なごしおおはらい）すがぬけ神事、茅の輪くぐりがあります。
茅の輪くぐりの横。
手水舎の後ろには白蛇さまがいらっしゃいます。
手水舎の足元には、亀。
反対側にはかえる。
手水舎には、米俵とねずみ。
隣には、御神水。
御神水汲み用にペットボトルも置いてあります。
近くには、水みくじなるものが。
おみくじを引いただけでは、何もお告げは書かれておらず…。
水につけると文字が浮き出てくるというものですが…
薄～い字がぼんやりと浮かんできたので、いろんな角度から必死になって読みました（笑）
祈りの神水にお賽銭を入れます。
厄落としの人形がありました。
手順通りに名前などを書いて…
御神水の隣にあった桶に、人形を沈めます。
ご本殿へと向かいます。
ご祭神は
●應神天皇（おうじんてんのう）
●仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）
●神功皇后（じんぐうてんのう）
社務所前。
奉納された絵馬の上には、芸能人やスポーツ選手のサインがずらりと並んでいます。
布袋様の像があります。
心願成就の願い棒。
千里将願というお守り。
岩国れんこんは、穴が一つ多いことから「先を見通す」「万事融通」として縁起のよい食べ物と言われています。
その縁起のよい岩国れんこんがご神体として2つ入ったお守りです。
九星について書かれています。
悪縁切りのパワースポット
ご本殿の後ろ。悪縁切りのパワースポットに来ました。
「悪縁をばっさり切り、幸せをつかむ」というご利益の白崎八幡宮。
悪縁切りの特別な祈願で「鎌立神事」というものがあります。
これは縁を切りたい事を鎌に書き、この木に刺して悪縁切りを祈願するというもの。
ひっそりとありますが、たくさんのお賽銭が…。
その後ろには「厄割り玉」が。
100円をお納めし、白い球を授与します。
その玉を、上の的に目がけて投げると、玉が割れ、同時に厄も割れるというもの。
なかなかスッキリします。
悪縁切りのスポットとしては、非常に空気も爽やかな場所。
お話を伺ったところ、白崎八幡宮の「縁切り」は、配祀神である剣舞の神様、武内宿禰命（たけのうちのすくねのみこと）が悪縁をバッサリ切ってくださるというご利益とのことでした。
干支の石像
ご本殿後ろには、干支の石像がずらりと並んでいます。
白蛇社
干支の石像の隣には白蛇社があります。
ご祭神は白蛇大神、宇賀御魂神。
亀石神社
岩国山には「亀石」と呼ばれる亀の形をした石のご神体があります。
また猿田彦大神と天宇受売命（あまのうづめのみこと）がお伊勢へ向かわれる途中、腰をかけて休んだと言われる石もあり、その石が「亀石では⁉」と言われています。
弁天神社
ご祭神は、市杵島姫命（いちきひめのみこと）
「絶世の美女」と言われた女神様です。
ご利益は
●福徳
●知恵
●財宝
●名誉
●音楽・技芸
●弁舌
●美
●ボケ封じ
恵比寿神社
ご祭神は、事代主命（ことしろぬしのみこと）
ご利益は、
●商売繁昌
●福徳
●大漁
●海上安穏
●商工業者守護
稲荷神社
稲荷神社です。
ご祭神は、宇迦之御魂大神（うかのみたかのおおかみ）
稲荷神社の左となりには、荒神社もあります。
劔神社（つるぎじんじゃ）
ご祭神は、武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）。
鹿島神宮のご祭神として有名であり、日本の国造りをされた武道の神様でもあります。
地震を鎮める神として知られ、白崎八幡宮でも地震御守がありました。
住吉神社
ご祭神は、墨江三柱大神です。
和歌の神様としても知られています。
猿田彦神社
ご祭神は、猿田彦大神。
お導きの神として知られ、縁結びや仕事などすべてにおいて、正しい道に進む指針の神とされます。
粟嶌（あわしま）神社
ご祭神は
●素戔嗚尊（すさのおのみこと）
●少彦名命（すくなひこのみこと）
●大己貴命（おおなむちのみこと）
医薬、病気平癒、長寿、安産などのご利益があり、特に婦人病平癒のご利益で知られています。
白崎鎮守社、銭亀かえるもあります。
境内末社の後ろにも九星にちなんだ樹がありました。
白崎八幡宮のお守り
白崎八幡宮のお守りは、参拝出来ない人のために通販でも購入することが出来ます。
●印鑑入れ
●通帳入れ
●勝運上昇守り
●金運御守
●地震守り
●御神塩
（近くの白蛇神社のお守りもひとつ、混じってます。）
白崎八幡宮の御朱印
白崎八幡宮の御朱印は3種類。
御朱印にも「千里将願」の文字が。
「百万一心」とは、か弱き民も神人合一のもとに総力を結集すれば、何事も大成するという強い言葉です。
この言葉は、大内家重の家臣であり、毛利元就の盟友でもある白崎八幡宮の宮司、弘中隆包という人が、白崎八幡宮の神前でひらめき、毛利元就に伝授した言葉だそうです。
御朱印を3つ書いていただく間、ご本殿のすばらしい天井画を拝見いたしました。
白崎八幡宮へのアクセス
山口県岩国市今津町6丁目12