ニューヨークでブロードウェイミュージカルを楽しんで参りました。
夜のエンターテイメントとして大人気のミュージカル。
観劇の服装、チケットの買い方おすすめの楽しみ方などまとめました。
ブロードウェイミュージカルについてのQ&A
英語がわからなくても楽しめる?
ブロードウェイミュージカルは、全部英語です。
日本語字幕が出るようなサービス、イヤホンガイドの解説もありません。
一緒にミュージカルを見た8人の英語レベルはというと…
●ビジネス英語もOK 1人
●旅行英語はOK 1人
●旅行英語なら何とか 3人
●Yes,Noでなら答えられるが、それ以上は無理 2人
●全く無理 1人
英語レベルはバラバラですが、みんなの感想は?
と良い感想だったのが6人。
残りの二人は「睡魔に勝てず、寝てしまった」でした。
寝てしまった2人はミュージカル観劇前のディナーで、かなりのワインを飲んでらしたので、ミュージカルとは関係ないかと思います。
英語だけでも感動出来る!という結論です。
ブロードウェイ観劇に特別な服装はある?
ミュージカルを観劇するのに特別な服装は必要ありません。
ジーパン、Tシャツ何でもOKです。
夜遅くても危険はない?
ほとんどのブロードウェイは開園が21時から。
終ると23時を過ぎています。
治安が心配ですが、タイムズスクエアは観光客が多く、街はまだまだ賑やかです。
昼間と同じ気の配り方で問題はありません。
私たちもタイムズスクエアを歩いてホテルまで帰りました。
夜遅くなるのが心配な場合、(曜日によりますが)「マチネ」と呼ばれる昼公演が行われることがあります。
14時から開演なので、夜遅くなる心配がありません。
ブロードウェイミュージカルのチケットの購入方法
①旅行代理店、現地オプションで購入
確実に観劇するため、日本出発前に旅行代理店、または日本語サイトと通じて事前にツアーを申し込む方法です。
日本語のサイトは、予約&決済が出来るのでとても便利です。
【PR】ブロードウェイ観劇を日本語で予約できるサイトはこちらから
利用した方の口コミも評判がよいです。
観劇できるミュージカルの種類も豊富なのでおすすめです。
チケットは、当日劇場で引き換えです。
引き換えには顔写真つきの身分証明書が必要です。
②直接、劇場で購入する。
タイムズスクエアの劇場に行けば、直接購入することが出来ます。
ただ、当日窓口で確実に買える保障はありません。
私たちが観劇した「キンキブーツ」は、ブロードウェイの人気で言うと11位~15位くらい。
それでも会場に入るには長い列が出来ていて、中は超満員でした。
人気上位の演目になる、ますますチケットが手に入りにくいです。
確実に見たいのであれば、出発前から準備しておかれることをおすすめします。
席もいろいろあります。
プレミアム席
劇場で一番良い席です。
ステージ近くで真正面です。
オーケストラ席
1階席のことです。
後方席になると見えにくいこともあるので、後方しか残っていない場合はおすすめしません。
私はオーケストラ席の真ん中の席で見ましたが、とても見やすかったし迫力も伝わってきました。
メザニン席
2階席のことです。
メザニンの前方席は、オーケストラ席に含まれることもあります。
舞台全体が見渡せますが、少し遠いので細かい表情まで見るには向いていない席です。
バルコニー席
メザニンの上の席になります。
結構高い位置なので高い所が苦手な方は、やめてくださいね。
パーシャルビュー・オブストラクティッドビュー
(Partical View・Obstructed View)
ステージが見えづらい席です。
ステージの真横だったり、柱があったりで演技の一部が見えません。
ニューヨークでのミュージカル観劇の注意事項とおすすめ
ミュージカル観劇の注意点① 飲み過ぎての観劇はNG
21:00からの観劇なので、スケジュールの都合上、どうしてもディナーの後の感激になる事が多いでしょう。
私もディナーの後の観劇でしたが、睡魔が心配だったのでお酒は控えました。
ワインを飲んだ友人は、眠気と尿意との戦いになった模様です。
ミュージカル観劇の注意点②トイレは済ませておこう
観劇前に、トイレは必ず済ませておきましょう。
幕間もあるので途中でトイレに行けますが、席と席の間は広くなく、移動は一苦労です。
観劇時間も長いものだと3.5時間になるものもあります。
ミュージカル観劇の注意点③あらかじめ予習をして行こう
いくら雰囲気や空気で楽しめると言っても、また言葉がわからないとストーリーの理解に苦労します。
私たちは、あらかじめ日本語でのストーリーを予習しておきました。
そのため、英語でも楽しむことが出来たのです。
「何とかなるさ!」と言って、予習なしでぶっつけ本番観劇した人は、ミュージカル全体の話がいまいちわからなかったようです。
それでも楽しかったそうですが(笑)。
ブロードウェイって何?
ブロードウェイとは通りの名前です。
ブロードウェイ周辺にミュージカルの劇場が多く並んでいるので、そのまま「ブロードウェイ」と呼ばれます。
500席以上ある劇場のことで、約40の劇場があります。
100~499席だとオフブロードウェイ。
100席未満の劇場は、オフオフブロードウェイと呼ばれています。
おすすめはキンキブーツ!
私たちが観劇したのは「キンキブーツ」です。
もし、演目に迷ったらぜひキンキブーツをどうぞ。
笑いあり、涙あり。
主人公のスタイルの良さに惚れ惚れとしてしまいます。
キンキーブーツのストーリー
英国の田舎町にある倒産寸前の靴工場。
紳士用のフォーマル靴を販売していたのだが、業績は伸びない。
そんな時、工場のオーナーのチャーリーは、ふとしたことからナイトクラブのバックダンサー、ドラァグクィーンのローラと知り合う。
※ドラァグクィーンとは、男性が女性の格好をして行うパフォーマンスのひとつ。
ふとローラたちダンサーの靴を見たチャーリーは、彼らの履いているハイヒールが、男性の体重を支え切れていないという事に気づく。
そこで工場の再起を目指し、ドラァグクイーンの御用達であるキンキーブーツ (女王様ブーツ)
を作ることにする!
2005年に映画で上映されたこともあります。
キンキブーツの作詞作曲はあの、シンディ・ローパー。
映画の中でドラッグクイーンを演じたキウェテル・イジョフォーは、第64回ゴールデングローブ賞のコメディ・ミュージカル部門で主演男優賞にノミネートされた。