東北三大祭りのひとつ、秋田の竿燈まつり。
800mの道のりに一斉に上がる10,000個の提灯に大感動!
「どっこいしょー!どっこいしょー!」という掛け声、応援する観客の手拍子が夏の夜空に響きます。。
日本人なら一度は見たいお祭りです。
祭りを見る前に知っておきたい竿燈の知識、スケジュール、有料席、露店などについてまとめました。
秋田竿灯まつりって、どう読むの?
この祭りが竿燈(かんとう)まつりと呼ばれるようになったのは明治14年から。
明治天皇が竿燈の技をご覧になり、「竿燈」という名前で呼ばれるようになりました。
中国に伝わる言葉で「百尺竿灯須進歩」(ひゃくしゃくかんとうすべからずしんぽ)から来ています。
「既に到達した極点により、さらに向上の歩を進める」
という意味です。
竿灯まつりの起源は!?
世界中から見物客が訪れる竿燈まつりの起源は、お盆の行事「眠り流し」にあります。
眠り流しとは、七夕の前日7月6日の行事。
絵馬、たんざくを吊るした笹竹を持った子供たちが、街を歩いた後笹を川に流して魔除けをしたり
、先祖の霊を拝んだりしたもの。
ろうそくの普及から、笹から高張提灯という灯籠に絵や言葉を書き込んだものに変化し、やがて米俵や稲穂をかたどったものになります。
提灯は職人たちの手によって造られ、町の祭りへと発展をとげます。
1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博などでも竿燈の技が披露されました。
海外での公演は18か国、51回にも上るというこれぞ、日本の伝統の技。
竿燈まつりの一番の見どころ
竿燈には、高さや提灯の数が異なる4種類のものがあります。
大若
長さ 12m
重さ 50Kg
提灯の高さ 64cm
提灯の数 46個
中若
長さ 9m
重さ 30Kg
提灯の高さ 48cm
提灯の数 46個
小若
長さ 7m
重さ 15Kg
提灯の高さ 48cm
提灯の数 24個
幼若
長さ 5m
重さ 5Kg
提灯の高さ 30cm
提灯の数 24個
重さ48Kgにもなる竿燈を高く上げるのが、秋田竿灯まつりの一番の見どころ。
片手で手のひらで持ち上げる平手。
おでこに乗せてひたすらバランスを取る技。
腰にまいた帯にひっかけて高く上げる技。
肩に乗せる技。
次々と目の前で見せられる技に涙が止まらなくなる。
☝
これ、本当。
暗闇の中に一斉に浮かぶ提灯の明るさだけが、竿燈まつりの見どころではない。
昼間には、この竿灯を持ち上げる技を競う妙技(みょうぎ)審査が行われる。
団体で競うものから個人戦、祭りを盛り上げるお囃子の審査まで、熱い戦いが行われるのだ。
竿燈が見物客のところに倒れてこないの?
竿燈まつりでは、ロウソクの火をともした提灯が天高く上げられます。
倒れてくると大変だなと思ってると…
バキっ!!
と音がして、竿燈が倒れてきました(笑)
だが、折れた後もすごかった。
倒れて電線?のようなものにひっかかった提灯を長い棒のようなものでひょいと取り上げ、倒れた竿燈のほぼ真下で座っていた私たちでも被害なし。
安心して見物出来ます。
秋田竿燈まつり2023スケジュール
開催日程
8月3日(土)~6日(火):竿灯まつり
8月3日~6日までのタイムスケジュール
夜本番
会場:竿燈大通り
18:15~
交通規制
18:50~
竿燈入場
19:15~20:30
演技開始
21:00
終了
昼妙技会
会場
エリアなかいちにぎわい広場
8月4日・5日
9:00~15:40
8月6日
9:20~15:00
有料席・仮設トイレ
秋田竿灯祭りでは有料席が販売されています。
チケットぴあ秋田竿燈祭りチケットはこちらから ローチケ秋田竿燈祭りチケットはこちらから※2023年のチケット発売開始は、5月7日~
竿灯を間近で見られる道路沿いは、2時間前にはけっこう人が混んでいました。
仮設トイレがあちこちに設置してあり困る事はなかったです。
仮設トイレは和式だったので(2016年の話)和式が苦手な方はビールを控えるとか、何か工夫がいりそうです。
竿燈屋台はおすすめ!秋田のグルメでおなか一杯に
秋田竿燈まつりは、屋台がとても充実しています。
広いスペースに屋台が作られているので、混雑もひどくなく、とても美味しいグルメを楽しむことが出来ました。
16時30分くらいでこのくらいの混雑。
比較的、ゆっくり食べられる。
屋台でアユの塩焼きとえびの塩焼きを発見!
屋台だけでお腹いっぱいになります。