南紀白浜を訪れる人には、白い砂と夏のビーチを求めて訪れる人も多いでしょう。
しかし、私が南紀白浜を訪れたのは、12月の頭。
しかも2度目の訪問のときは、雨と強風でした。
全く海水浴のできない時期、または雨の白浜です。
例え泳がなくても楽しめるのが、南紀白浜だとわかりました。
南紀白浜の観光地を巡る
※画像は南紀白浜観光ガイドより。
私たちが訪れたのは、冬の南紀白浜。
上の観光マップの上、臨海から順に半時計周りに紹介します。
まず最初に!
マイカーがなくても便利なのが南紀白浜。
観光の強い味方が、この明光バスです。
私たちは、1日乗車券を買いました。
3泊したので、後から「2日間乗車券買えばよかったねー」と話してました。
白浜は観光地と観光地が近いので、とても巡りやすい。
そして、よくある田舎の路線バスのように、2時間に1本しか来ないなんてこともありません。
アドベンチャーワールド~とれとれ市場~三段壁まで巡ることが出来ます。
海岸を走るときには、こんな絶景をバスの窓から見ることも出来ます。
南紀白浜観光するのに明光バスを利用される方は、時刻表を1枚手に入れておくと非常に便利です。
私たちは、白浜駅で時刻表を手に入れました。
ただし、時期や場所によっては、バスがかなり混雑しています。
臨海(りんかい)
臨海でバスを降りました。
看板の矢印に向かって進みます。
グラスボート
まずはグラスボートに乗ります。
きっと乗るであろう、あの船に。
白浜船長さんのお出迎え。
円月島が見えています。
待つこと10分程度。
船に乗り込みます。
船の中へー!
船の外も見えるし…。
海の底もキレイに見えます。
円月島がすごいキレイに見えます。
窓越しに見える太陽とキラキラした海。
天候によっては乗れないこともあるので、事前にホームページからチェックして行かれることをおすすめします。
白浜海底観光船(グラスボート)の公式ホームページはこちらから
お不動様へ
グラスボート乗り場からずっと奥に歩いてきました。
こんな岩のトンネルをくぐって進みます。
なんと…!
番所山不動堂です。
お不動様が祀られていました。
お参りして、こうして楽しく旅が出来ることを感謝しました。
南方熊楠(みなみかたくまぐす)記念館
臨海で最後の目的地、南方熊楠記念館に向かいます。
ここは、地元の方が「とてもおすすめですよ」と教えてくれた場所です。
坂を上る…。
階段を登る…。
なかなか険しい道のり。
ちなみにタクシーで来てる方もいましたよ。
どどん!
到着しました。
南方熊楠は生物学者で、自然保護に尽力された人だそう。
田辺湾の神島が天然記念物になるのに貢献されたそうです。
残念ながら、館内の展示物は撮影禁止がほとんどでしたが、屋上ではこの景色が見れます!
大パノラマの絶景が360度広がっています。
南紀白浜を一望できるこの景色だけでも価値あり。
こんな場所に記念館があって、きっと南方熊楠のとても喜んでいらっしゃるのでは、と思いました。
白良浜(しららはま)
どどん!
白い砂が広がる白良浜です。
お昼間と夕日が見えるときと、2回きましたよ。
白良浜の砂は、真っ白と言っても言い過ぎではないほど白いです。
こちらはオーストラリアから輸入した砂で作られた、いわゆる養浜(ようひん)です。
白良浜の夕日です。
キレイだね。
曇りの日でも、白良浜の白い砂はとてもキレイです。
ただ、風の強い日などは風を遮る建物などがないので、寒く感じます。
厚めのコートなど着て行かれると良いですよ。
千畳敷
またまた絶景スポット、千畳敷にやってきました。
海が見えてきました。
どどん!
想像を超えた、壮大なスケールの大自然がどっかーんと広がっている。
ただただ、すごかったです。
海のキレイさもすごいけど、この岩!
千畳敷を隅から隅まで歩けば、結構な運動になります。
ヒールなど、かかとの高い靴で散歩するのは危険なのでやめた方がいいかも。
お土産やさんにきました。
茜・千畳茶屋です。
みかんいっぱーい!
梅干しもいっぱーい!
2階はレストラン。
千畳敷を見下ろしながら、お食事が出来るなんとも贅沢なレストランです。
せっかくなので、ミカンジュースを飲んでみることにしました。
美味しかった。
こちらは夕日が沈む前の千畳敷。
三段壁(さんだんへき)
南紀白浜、最後の絶景スポットは、三段壁です。
海に向かってすすみます。
どどん!
青い海に「恋人の聖地」
まずは、エレベーターに乗って、洞窟に行ってみます。
エレベーター降りたところで、まずは記念撮影。
洞窟の中を歩いて、海が見える所まで行きます。
海面がすっごい近い!
ド迫力です。
順路に沿ってすすんでいきます。
お不動さまです。
手水舎からは温泉が出ています。
さすが、南紀白浜温泉。
再び、海の見える場所へ。
波の音としぶきの迫力がすごくて感動。
どどん!
洞窟から外に出て、海を見るのも三段壁でやるべきことのひとつ。
とれとれ市場(雨でもOK)
南紀白浜で、とってもおすすめの観光スポット、とれとれ市場です
建物の外にも、いきなり魅力的なお店が並んでいます。
どれもそそられる。
ミカンも売っていました。
ここでとれ天なるものをいただきます。
みかん、ゆずジュースと一緒に🍷
どどん!
中に入ると、パンダが歓迎してくれました。
12月なので、サンタ帽を被っています。
南紀白浜滞在中は、毎日のように来たとれとれ市場。
多い日は、1日2回来ることもありました。
新鮮な海の幸。
新鮮な魚介たちは、普通にお買い物できるのはもちろん、外にあるバーベキューコーナーで食べることも出来ます。
とれとれ市場で買い物した食材でバーベキューができるコーナーです。
店内のお食事も充実しています。
とれとれ横丁。
新鮮な海鮮料理を食べられるフードコートのようです。
ご飯と味噌汁を注文して、好きなおかずを選んで食堂風に食べるのも良し。
ガッツリ海鮮丼を食べるのも良し。
迷いますね。
店内のカフェスぺースも美味しそうなところがいっぱいあって、迷います。
私たちは、「木と水と土と」というところで、まるごとミカンジュースとフルーツクリームソーダをいただきます。
メンチカツとコロッケはおやつ。
美味しかったです。
別の日には、カフェとれとれでお茶タイムです。
ここでもやっぱり、みかんジュース。
チーズケーキは、おやつ。
みかんはばら売りされていたので、1個食べました。
美味しかったです。
カフェコーナーも充実しているのが嬉しですね。
とれとれ市場、お土産もとても充実しています。
南紀白浜に近い湯浅というところのお醤油やさんだそうです。
他にもいろいろ買いましたよ。
川久美術館(雨の日OK)
川久美術館です。
白浜を訪れると、バスの中から見えているお城のような建物があります。
それが川久ホテル・美術館です。
とても高級なホテルで、建物の一部が美術館として宿泊者以外の方も入ることが出来ます。
横山大観、ダリなど有名な画家の絵が展示してある…というか…
ホテルの一部になっているという感じです。
こちらのお部屋は、「斗酒千吟」という和風の宴会場だそうです。
天井が円形の変わった部屋。
部屋そのものがアート。
上の動画は、洋宴会場の天井。
川北ミュージアムは建物の中なので、寒い日や雨の日でも問題なく見学出来ます。
アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールドについては、内容盛りだくさんなので、別の記事にまとめています。
ちょっとおまけで。
JR白浜駅~新大阪間「特急くろしお」の車窓からの風景です。