江戸の酉の市と言えば、浅草の酉の市。
お祭りがない時でも観光客でいっぱいなのに、一体どのくらいの人出があるのでしょうか。
露店の数や縁起物など気になる事をまとめました。
浅草の酉の市の会場となる長国寺と鷲神社
鷲神社(おおとりじんじゃ)
東京都台東区千束3丁目18−7
巨大熊手となでおかめがシンボルの鷲神社です。
「酉の市期間でなくても、なでおかめは撫でに行く」という人もいるほどのパワースポット。
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長国寺
天井まで届く超巨大熊手!!(゜O゜;何度見ても驚かされる!これを見ずして語るなかれ~☆(^人^)妙見南無~☆ (@ 鷲在山 長国寺 (浅草 酉の寺) in 台東区, 東京都) https://t.co/AQKZtZxaNj pic.twitter.com/HN481Sg2nY
— 寺旅人(てらたび)♨️18切符で草津温泉 (@TERATABIST) 2015年11月5日
東京都台東区千束3丁目19−6
鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)は、11月の酉の日にしかご開帳されません。
酉の市の時期だけの特別祈願もあり、参詣者は客殿で赤飯と煮しめのふるまいが受けられます。
この長国寺が浅草・酉の市の発端の地というから歴史があります。
長国寺の境内には「大熊手」が飾ってあり、ど迫力です。
熊手商から毎年奉納されるもので、大きすぎて作業が大変だそう(笑)
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浅草の酉の市|気になる人出・混雑は・・・
2022年の酉の市
2023年は酉の市は三の酉まで。
一の酉
11月11日(土)
二の酉
11月23日(木)
人出
70万人
警察官の誘導あり。
熊手店の出店
150店。
浅草酉の市スケジュール詳細
酉の市前の日
夜11時45分~
「宵宮祭」(よいみやさい)
酉の市当日
0:00~
一番太鼓が鳴る
「御例祭」(ごれいさい)
「熊手御守」(かっこめ)授与が始まる。
※先着3名限定のみ純金の小判と交換でき、「一番札」も授与される。
昨日の江戸活。浅草・鷲神社での酉の市にいってきました。ちょうどまんまことで酉の市を描きそうなので、二倍の楽しみ!名物・切山椒は河竹黙阿弥が好物だったと調べてずっと食べたかったもの。「かっこみ」と呼ばれる熊手で来年の福を集めます。 pic.twitter.com/YcOVvO6dFR
— 紗久楽さわ (@climnon) 2014年11月11日
浅草酉の市のかっこめ熊手とは
浅草酉の市では、「かっこめ」という小さな熊手に実る稲穂、小判、鈴が付いている「開運招福熊手」を有料で配布してくれます。
「かっこめ熊手」は、江戸時代から続いている熊手の形を受け継いできたものです。
その期間たるもの、なんと360余年というからすごいですね。
授与された方には、縁起をかついで火打石でカチカチと切火(きりび)を切ってくれます。
浅草酉の市には屋台も900店が出店
縁起物名物「切山椒」(きりざんしょう)
今日の未明 0130頃に浅草の鷲神社の酉の市に行って来たス 今年は二の酉までだったから混んでたな(´Д`) 酉の市の縁起物「切山椒」もげっとん( ˘ω˘) #るまい pic.twitter.com/P541d1oz7i
— えるぞお本舗 (@elle_zo) 2016年11月23日
縁起もの、酉の市の名物「切山椒(きりざんしょう)」餅。
何でも、「黄金餅」(こがねもち)という黄色の餅がありました。
栗でついた餅で形と色が小判みたいだったことで
「これは縁起が良い!」
という事で売られるようになりました。
今はポップな色の餅菓子のもの、山椒のような色のものなど。
「山椒」は、身体に薬膳効果も期待できる程とても良い食べ物。
身体もあったまりますから、寒い時期にはおすすめの食べ物ですね。
「体の中の虫を厄除けしてくれる」
☟
「無病息災」に通じるとして縁起物でもあります。
もうひとつ、山椒が縁起物と言われる理由があります。
それは、花も食べられる、実も食べられる、樹の皮まで食べられる、残すところがないほど重宝される植物。
全て使える=有益なことから、縁起物とされています。
また、酉の市の時期は、家事の多い時期でもあるため、火の用心の祈りを込めて。
切山椒の「切」は、「切り回しが良くなる」という意味もあります。
「三の酉」の年は火事が多い|浅草の酉の市だけにある理由が・・・
酉の市が行われるのは11月の酉の日。
12日間に1日しか酉の日はないのです。
年によっては、酉の市が3回開催される年と2回しか開催されない年があります。
1回目の酉の市を「一の酉」
2回目の酉の市を「二の酉」
3回目の酉の市を「三の酉」
と呼びます。
ですが、この三の酉。
実は、火事が多いという昔からの都市伝説があります。
空気も乾燥する時期ですし、昔、江戸の町は、火事も多かったという話ですしね。
ただし!浅草の酉の市には、季節と関係なく、もうひとつ火事が多い理由があります。
それは、遊郭吉原に関係する話。
「酉の市に行ってくる!」と言って旦那が夜に家を出ていきます。
実は吉原で遊んでいた、という家庭の問題が昔からあったそうです。
警戒した奥さんたちが夫を吉原に行かせないように、
「三の酉の日は、火事が多いから夜遊びはだめよ!」
と脅したという話です。